15日

入社手続きに必要な書類一覧

入社時には手続きがいっぱい!

昔でしたら、人を雇用したとき、口約束で結んだ給料を「はい!」と手渡しするだけで、OKだったことでしょう。

 

ところが今は、採用が決まりましたら、会社が行わなければならない手続きは膨大です。

自身の仕事ではありますが、もっと簡単にならないものでしょうかね。

それでは、具体的にどんな手続きが必要になるのか、見ていきましょう。

※下記記事のHPは『入社時手続一覧: http://nenkinadvice.com/?page_id=11460

 

 

入社時に従業員が持参する物

まず従業員自身が、初出勤までに持参する物があります。

代表的なものには、「雇用保険被保険者証」「年金手帳」「マイナンバー」「源泉徴収票」「通帳」といったものがあります。

 

 

入社時の手続き(労働関係)

今度は、会社側で必要な手続きとして、労働関係の書類があります。

ここをしっかり労使で取り交わしていないと、のちのちトラブルの原因となります。

代表的な物には、「労働条件通知書」「誓約書」「個人番号利用目的同意書」「口座振込同意書」といったものがあります。

大きなお金を預かるような仕事の場合は、「身元保証書」を取ることもあります。
労基法15条が要求する会社が一方的に渡す「労働条件通知書」ではなく、従業員サインも入れて雇用契約書と兼ねるほうが、私はオススメです。

 

 

入社時の手続き(税・保険)

さらに会社側で必要な手続きとして、税と社会保険があります。

先程の労働関係手続と違い、役所への申請が入ってきますので、精神的な負荷はより高いです。

テクニック的な要素もあったりします。

慣れていないと、かなり手間がかかり、まあここが、社会保険労務士としての出番の1つとなっておりますね(^^)

 

 

 

 

その他の社内準備

採用時に必要な手続きには、まだありまして、それは「法定帳簿の整備」や「社内環境の整備」です。

先程までの個別案件と違い、すでに社内体制として出来上がっておれば大丈夫ですが、案外このあたりの準備をおろそかにしている場合も、労働トラブルや不満が発生しやすいので、注意しましょう。

 

 

以上が、社員・パート・スタッフを採用したときに必要な手続き概要です。

入社手続きは本当に大変ですが、きめ細やかな対応が、現代社会では求められております。

なお当ホームページでは、オリジナル様式をダウンロードできますので、そちらもご参照いただければと思います。

入社時手続一覧:<http://nenkinadvice.com/?page_id=11460>

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